「令和6年能登半島地震」HDS K9 活動報告 ③

1月4日(木) 晴れ

金沢駐屯地第14普通科連隊指揮下でarrows(1頭)、HDSK9(1頭)での捜索活動。

12:10〜15:30を数回に分け、家屋を巻き込んで崩れた土砂や倒壊家屋の瓦礫を除けては犬を入れ、の繰り返しの捜索。

改めて土砂対応の難しさを思い知らされた内容。

残念ながら生体反応はなかったものの2頭の反応動線が被っているため、ご家族の元に帰られるよう期待したい。

この日は自衛隊車両に先導されての現場までの前進。

道中、3台中2台がスタック。

ご近所の方が重機を使って脱出のお手伝いをしてくださったり、通りがかりのお米配達のお兄さんはご自身のランドクルーザーで牽引してくださったりと大変有難かった。

通り抜けた1台は自車で現場まで行き、残り2台に搭乗していた犬1頭と人員3名は先導車とは別の自衛隊車両に乗せていただき現場入りしました。

私たちのために乗る場所を空けてくださった自衛官の方々は徒歩で現場まで行くハメに…。申し訳ない。

やっとのことで到着した現場は風が強く気温も低かったため、犬たちのために自衛隊さんがシェルターを作ってくださった。

嬉しい気配りが有難い。

帰りの車両内ではセラピードッグと化したリッター。

少しは恩返しできてるといいな。

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